型変換

型変換とは、あるデータのデータ型を別のデータ型に変換することです。

暗黙の型変換

暗黙の型変換とは、ソースコードの文脈からコンパイラが勝手に行う型変換のことです。

例えば、以下は、あるプログラミング言語において、変数*aを変数*bに代入する例です。

int a = 2;
char b = a;

このプログラミング言語では、baを代入する際、aの整数型intが勝手に整数型charに型変換されてから代入されます。

暗黙の型変換の有無や暗黙の型変換の仕様は、プログラミング言語によって異なります。

キャスト

キャストとは、あるデータのデータ型を指定したデータ型で型変換することです。

例えば、以下は、あるプログラミング言語において、変数*aのデータ型を整数型charにキャストする例です。

int a = 2;
char b = (char)a;

つまり、データの前に(char)を付けることでデータ型charへのキャストができます。

なお、キャストによる型変換は、参照時の一時的なものであり、aのデータ型は、intのままです。