不定積分とは、ある関数fff(x)の原始関数F(x)+Cを求めることです。
原始関数F(x)+Cを微分すると、fff(x)が求まるため、不定積分は、微分の逆操作で行えます。
つまり、導関数fff(x)と原始関数F(x)+Cの対応関係を使って、微分の逆操作を行います。
例えば、g(x)=2x+1を微分すると、導関数はg'(x)=2です。よって、この対応関係を使って、fff(x)=2の原始関数は、F(x)+C=2x+Cとなります。
一般的な不定積分は、このような対応関係が公式になっており、通常は、公式を使って不定積分を行います。
関数fff(x)の不定積分は、一般的に以下のように表記されます。
\[\int f(x)dx\]
fff(x)の原始関数がF(x)+Cであれば、以下のように表現できます。
\[\int f(x)dx=F(x)+C\]
このとき、Cは、積分定数と呼ばれます。
定数を微分すると0になり、不定積分の際に元の定数は分からないので、代わりに積分定数Cを置きます。