定在波とは、互いに逆方向に進む.波.の重ね合わせのうち、その合成波が進行しないように見え、かつ振幅が常にゼロとなる箇所がある.波.のことです。
定在波が生じる条件は、以下です。
(横波の場合)
・互いに逆方向に進む.波.は、同じ周期的な波であるが、振幅方向に反転している。
(縦波の場合)
・互いに逆方向に進む.波.は、同じ周期的な波である。
例えば、以下は、互いに逆方向に進む同じ単純な波の横波を重ね合わせて作った定在波です。
以下は、互いに逆方向に進む同じ単純な波の縦波を重ね合わせて作った定在波です。
以下は、互いに逆方向に進む単純な波ではない、かつ振幅方向に反転した同じ周期的な波の横波を重ね合わせて作った定在波です。
以下は、互いに逆方向に進む単純な波ではない同じ周期的な波の縦波を重ね合わせて作った定在波です。
例えば、以下は、互いに逆方向に進む周波数だけ異なる二つの単純な波を重ね合わせた様子です。重ね合わせた.波.は、左に進んでいるように見えます。
以下は、互いに逆方向に進む振幅だけ異なる二つの単純な波を重ね合わせた様子です。重ね合わせた.波.は、右に進んでいるように見えます。
以下は、互いに逆方向に進む周波数と振幅が異なる二つの単純な波を重ね合わせた様子です。+の上の.波.と比較すると、+の下の.波.は、周波数が1.2倍、振幅が半分です。
以下は、互いに逆方向に進む周波数と振幅が異なる二つの単純な波を重ね合わせた別の様子です。+の上の.波.と比較すると、+の下の.波.は、周波数が1.2倍、振幅が2倍です。