角運動量

角運動量とは、回転運動に関する運動量のことです。

角運動量\(\boldsymbol{L}\)は、物体の位置ベクトルを\(\boldsymbol{r}\)、物体の運動量を\(\boldsymbol{p}\)とした場合、外積を用いて以下のように表せます。

\[\boldsymbol{L}=\boldsymbol{r}\times \boldsymbol{p}\]

よって、角運動量の大きさ\(||\boldsymbol{L}||\)は、\(\boldsymbol{r}\)\(\boldsymbol{p}\)が作る平行四辺形の面積を表します。

角運動量の大きさの単位は、\(\text{kg}\cdot\text{m}^2/\text{s}\)(キログラム・メートル2乗毎秒)です。