磁束線とは、任意の位置の磁束密度の向きが想定できるように、磁束密度の向きに沿って線を引いたものです。
例えば、以下は、磁石の磁束線です。
磁束密度の向きと垂直な1 ___m^[2]]__の面積の平面にB本の磁束線が通っていたとします。
このとき、平面上の任意の位置における磁束密度の大きさをB [___Wb/m^[2]]__]と定義すれば、磁束線を定量的に扱うことができます。
磁束密度の大きさをB [___Wb/m^[2]]__]、磁束線が垂直に貫く平面や曲面の面積をS [___m^[2]]__]とした場合、BS [___Wb__]のことを磁束と言います。
つまり、磁束は、ある面積の平面や曲面を垂直に貫く磁束線の束と言えます。
磁束密度はベクトルなので、磁束密度を大きさで表す場合、プラスとマイナスの2方向を表せます。よって、磁束もプラスとマイナスの2方向を表せます。