I/Oアドレスとは、I/Oポートの位置を示す情報のことです。
一つのI/Oアドレスに8個のI/Oポートが割り当てられています。
あるI/OアドレスのI/Oポートが出力端子の設定であれば、そのI/Oアドレスを使って、01101110bを指定すると、8個のI/Oポートは、それぞれLow High High Low High High High Lowを出力します。
一方、あるI/OアドレスのI/Oポートが入力端子の設定だったとします。そのI/Oアドレスを使って、I/Oポートを読み込んだ結果が11000111bであれば、8個のI/Oポートは、それぞれHigh High Low Low Low High High Highが入力されていることを示します。
ポートマップドI/Oとは、I/Oポート専用のI/Oアドレスが設けられているI/Oのことです。
この場合、I/Oポートを制御するためのオペコードが必要です。
メモリマップドI/Oとは、メモリアドレスの一部にI/Oアドレスが割り当てられているI/Oのことです。
この場合、メインメモリにアクセスするオペコードをI/Oに対しても利用できます。