正規分布

正規分布(もしくはガウス分布)とは、以下の確率密度関数で定義される連続型確率分布のことです。

\[f(x)=\frac{1}{\sqrt{2\pi \sigma ^2}}e^{-\frac{(x-\mu )^2}{2\sigma ^2}}\]

なお、\(\sigma^2\)は分散、\(\mu\)は確率変数の期待値、\(\pi\)は円周率です。

例えば、以下は、正規分布です。

以下は、\(\mu=0\)\(\sigma\)を操作した場合に、正規分布がどう変化するのかを表したものです。

以下は、\(\sigma=0.35\)\(\mu\)を操作した場合に、正規分布がどう変化するのかを表したものです。

正規分布の区間確率

正規分布では、無作為に抽出した\(x\)\(\mu\pm\sigma\)の区間となる確率は、約68.27%となります。

同様に、\(\mu\pm 2\sigma\)の区間となる確率は、約95.45%となります。

以下の表は、正規分布において、標準偏差σを使った区間内、区間外の確率の例です。

区間 区間内 区間外
\(\mu \pm \sigma\) 68.2689492% 31.7310508%
\(\mu \pm 2\sigma\) 95.4499736% 4.5500264%
\(\mu \pm 3\sigma\) 99.7300204% 0.2699796%
\(\mu \pm 4\sigma\) 99.993666% 0.006334%
\(\mu \pm 5\sigma\) 99.9999426697% 0.0000573303%
\(\mu \pm 6\sigma\) 99.9999998027% 0.0000001973%