フーリエ変換による位相スペクトルの求め方

フーリエ変換の結果を\(G(f)=a_f+ib_f\)とした場合、2次元ベクトルの複素数表現より、\(G(f)=(a_f, b_f)\)と考えれば、位相スペクトル\(\theta_f\)は、ベクトルで表現された単純な波の振幅と位相より、以下のように求められます。

\(\theta_f=\arctan2(b_f, a_f)\)(arctan2関数)

なお、位相スペクトル\(\theta_f \)は、\(\cos(\omega t)\)を0度とした位相であり、反時計回りに位相が進みます。

また、\(\theta_f\)の範囲は\(-\pi\)から\(\pi\)です。