プロセッサのペリフェラルとは、プロセッサの機能を拡張するためのある機能を持ったハードウェアのことです。
プロセッサのペリフェラルが多いほど、そのプロセッサは、多機能となります。
プロセッサのペリフェラルごとに、ある範囲のI/Oアドレスが割り当てられています。
これは、プロセッサのそれぞれのペリフェラルが特定のI/Oポートと繋がっていることを意味します。
それらのI/Oポートを使って、プロセッサのペリフェラルの動作の設定などが行えます。
一つのI/Oアドレスで8ビットの情報(8個のI/Oポート)を表現できるので、ペリフェラルごとに必要な数のI/Oアドレスが割り当てられます。
プロセッサのペリフェラルの動作の設定は、対応したI/Oアドレスに対するOUT命令で行えます。
I/Oポートの出力の状態がそのペリフェラルの設定情報となります。
プロセッサのペリフェラルの動作の状況などの情報の読み出しは、対応したI/Oアドレスに対するIN命令で行えます。
I/Oポートの入力の状態がそのペリフェラルの動作の状況などの情報となります。