オームの法則とは、電流と電圧の間に成り立つ以下の式のことです。
\[V=IR\]
・\(V\)は、電圧(ボルト)
・\(I\)は、電流(アンペア)
・\(R\)は、電流が流れる物体の材質や寸法、温度などによって決まる値です。単位は、\(\mathrm{V/A}\)(ボルト毎アンペア)です。
このオームの法則の\(R\)は、電気抵抗と定義されます。電気抵抗の基準となる単位は、オーム(\(\Omega \))です。つまり、\(1\Omega =1 \mathrm{V/A}\)です。
電気抵抗は、電流の流れにくさの程度を示します。
電気抵抗が\(R\)オームの物体に電流を\(I\)アンペア流すと、その物体の両端に\(V\)ボルトの電位差が生じます。