キャリーフラグとは、加算命令による加算結果が1ワードを超えて桁上がりした際に1になるフラグのことです。
キャリーフラグは、ステータスレジスタのフラグの一つです。
なお、加算命令で足す二つの値を符号ビット付き2進数として扱う場合、符号ビットより上の桁にはビットは存在しないので、キャリーフラグを意識する必要はありません。
加算命令による加算結果が1ワードを超えて桁上がりする際、加算器のCビットが1になります。
Cビットは、キャリーフラグを表すレジスタの入力に繋がっており、加算命令の際、クロックの立ち上がりエッジでCビットの状態がキャリーフラグに書き込まれます。