逆元とは、ある数に対してある演算を行なった際に結果が単位元となる数のことです。
乗算の逆元は、ある数に対して、その数と乗算した結果が乗算の単位元となるような数です。
つまり、乗算の単位元を1とした場合、数\(a\)の逆元は、\(a\times b=1\)を成り立たせる\(b\)になります。
加算の逆元は、ある数に対して、その数と加算した結果が加算の単位元となるような数です。
つまり、加算の単位元を0とした場合、数\(a\)の逆元は、\(a+b=0\)を成り立たせる\(b\)になります。