プラスの整数を通常の2進数で、マイナスの整数を2の補数で表現することで2進数の整数を表現できます。
4桁の2の補数を用いた整数表現では、0000から0111でプラスの整数を表現し、1111から1000でマイナスの整数を表現します。
2の補数を用いた整数表現 | 10進数 |
---|---|
0111 | 7 |
0110 | 6 |
0101 | 5 |
0100 | 4 |
0011 | 3 |
0010 | 2 |
0001 | 1 |
0000 | 0 |
1111 | -1 |
1110 | -2 |
1101 | -3 |
1100 | -4 |
1011 | -5 |
1010 | -6 |
1001 | -7 |
1000 | -8 |
2の補数を用いた整数表現を用いると、足し算で2進数の引き算ができるようになります。
例えば、10進数で\(3-2=1\)となりますが、4桁の2の補数を用いた整数表現だと、\(0011+1110=0001\)になります。