決定係数

決定係数とは、回帰式がどれだけ実際のデータを表せているかを示す指標の一つです。

残差平方和を\(\mathrm{RSS}\)、偏差平方和を\(\mathrm{SSD}\)とした場合、決定係数は、以下のように表せます。

\[決定係数=1-\frac{\mathrm{RSS}}{\mathrm{SSD}}\]

決定係数が1に近いほど、実際のデータと回帰式の差が小さいことを意味します。

例えば、以下の二つのグラフを見ると、二つ目のグラフの方が実際のデータと回帰式の差が小さいため、決定係数が1により近付いています。