加算器とは、2つの2進数を足し合わせる論理回路です。
例えば、4ビットの加算器は、1個の半加算器と3個の全加算器を使って、以下のように実現できます。
4ビットの加算器では、以下の2進数の足し算を行えます。
___A___[[3]]___A___[[2]]___A___[[1]]___A___[[0]]+___B___[[3]]___B___[[2]]___B___[[1]]___B___[[0]]=___C__ ___S___[[3]]___S___[[2]]___S___[[1]]___S___[[0]]
Cビットが1のとき、加算の結果、桁上がりしたことを意味します。
加算器の入力を符号ビット付き2進数として扱えば、加算器を用いて引き算が行えます。
なお、加算器で符号ビット付き2進数を利用する場合は、符号ビットより上の桁にはビットは存在しないので、Cビットは無視します。