DSP(デジタルシグナルプロセッサ)

DSP(Digital Signal Processor)とは、デジタル信号処理に特化したプロセッサのことです。

デジタル信号処理で行う計算が高速に行えるように、DSPには、様々な工夫がされています。

通常のプロセッサでもデジタル信号処理はできますが、電力(簡略説明)が大きかったり、単位時間当たりに行えるデジタル信号処理の量が少なかったりします。

DSPは、通常のプロセッサと比較して、電力が小さく、より高速にデジタル信号処理が行えます。

DSPの演算タイプ

DSPには、固定小数点数で演算を行うものと、浮動小数点数で演算を行うものがあります。

固定小数点数のDSPの方が高速にデジタル信号処理できます。

浮動小数点数のDSPは、固定小数点数では扱えない大きな数や小さな数を扱う場合に利用します。