型定義とは、一部のプログラミング言語において、データ型に任意の名前を付けたり、宣言文の書式を簡略化するための仕組みのことです。
型定義は、プログラミングの作業性を上げたり、ソースコードを読みやすくするために利用します。
例えば、あるプログラミング言語では、以下のようにすると、testを整数型intとして使えます。testの部分は、任意の名前が付けられます。
typedef int test;
以下は、この新しいデータ型testで変数*aの宣言を行なったものです。
test a;
例えば、以下のようにすると、配列の宣言の書式を簡略化できます。testの部分は、任意の名前が付けられます。
typedef int test[5];
上記のように型定義した配列は、以下のように宣言できます。aは、任意の配列の名前です。
test a;
これでa[0] ~ a[4]の配列の要素を扱えるようになります。
配列以外の宣言も上記のように型定義を使って簡略化できます。
具体例は、上位の知識で説明します。