物理学における仕事とは、物体が.力.の方向に移動したとき、その移動に対する.力.の影響の大きさを示す物理量のことです。
物体に加える.力.を\(F\)(ニュートン)、.力.を加えた方向に物体が移動した距離を\(x\)(メートル)とした場合、仕事は、以下の式で定義されます。
\[仕事=Fx\]
仕事の基準となる単位は、ジュール(J)です。1ジュールは、ニュートンとメートルを用いて、以下のように表せます。
\[1\mathrm{J}=1\mathrm{N\cdot m}\]
以下は、仕事のイメージです。
仕事は、.力.を加えている間しか発生しません。
また、.力.を加えても物体がその方向に移動しない場合、その.力.がした仕事は、0ジュールです。
動いている物体を止める方向に.力.を加えた場合、仕事は、\(F\times (-x)=-Fx\)となるため、仕事の符号はマイナスになります。