集合において、共通部分とは、二つ以上の集合において、すべての集合に共通して存在する要素から成る集合のことです。
集合\(A\)と\(B\)の共通部分は、\(A\cap B\)と表記します。
例えば、集合\(A=\{1,2,3\}\)と\(B=\{2,3,4\}\)の共通部分は、以下になります。
\[A\cap B=\{2,3\}\]
なお、共通部分がない場合は、空集合になります。