インパルス応答の畳み込みは、フーリエ変換を使って以下の手順で行えます。
1. 入力信号\(x(t)\)のフーリエ変換を行い、\(F\left\{ x(t)\right\}\)を得ます。
2. インパルス応答\(h(t)\)のフーリエ変換を行い、\(F\left\{ h(t)\right\}\)を得ます。
3. 畳み込み定理より、\(F\left\{ x(t)\right\}F\left\{ h(t)\right\}\)が周波数領域でのインパルス応答の畳み込みとなります。
4. \(F\left\{ x(t)\right\}F\left\{ h(t)\right\}\)に対して、フーリエ逆変換を行い、時間領域でのインパルス応答の畳み込みの結果を得ます。