クーロンの法則とは、二つの点電荷間に生じる静電気力を表す以下の式のことです。
\[F=k\frac{q_1 q_2}{r^2}\]
・\(F\)は、静電気力(ニュートン)
・\(q_1\)と\(q_2\)は、点電荷(クーロン)
・\(r\)は、点電荷間の距離(メートル)
・\(k\)は、2つの点電荷を十分に満たす物質によって決まる定数です。単位は、\(\mathrm{N\cdot m^2/C^2}\)です。
一般的に、二つの点電荷間に生じる静電気力のことをクーロン力と呼びます。
\(F<0\)のとき、異なる符号の点電荷であるため、電荷の引力となります。
\(F>0\)のとき、同じ符号の点電荷であるため、電荷の斥力となります。