多項式\(f(x)\)において、\(f(a)=0\)であれば、\(f(x)\)は、\(x-a\)で因数分解できます。これを因数定理と言います。
例えば、\(x^2-3x+2\)は、\(x=1\)のとき、0となります。よって、因数定理により、\(x-1\)で因数分解できます。
\(x^2-3x+2\)を因数分解すると、\((x-1)(x-2)\)になります。もう一つの因数が\(x-2\)であることが分かります。